「狭い庭でも家庭菜園はできる?」「実際に始めたら、どんなことで困る?」と気になっていませんか?
わが家では、約1坪の小さな庭で7年間家庭菜園を続けています。
限られたスペースでもさまざまな野菜を育ててきましたが、続けるなかで「狭いからこそ不便だな」と感じることもありました。
この記事では、狭い庭で家庭菜園をして感じた5つのデメリットと、限られたスペースで野菜を育てるために意識していることを、実際の経験とともに紹介します。
狭い庭で家庭菜園を始めようか迷っている方の参考になればうれしいです。
狭い庭で家庭菜園をして感じた5つのデメリット
約1坪の庭でも家庭菜園は楽しめますが、スペースが限られているからこそ困ることもあります。
ここでは、実際に家庭菜園を続けるなかで感じた5つのデメリットを紹介します。
①植えたい野菜があっても栽培スペースが足りない
狭い庭で一番困るのは、育てたい野菜があっても植える場所がないことです。
わが家でも毎年「これも育てたい」と思う野菜が出てきますが、すでに育てている野菜で場所が埋まっていることも少なくありません。
庭だけでは足りず、現在は玄関前にもプランターを置いて野菜を育てています。
それでも、いちごを育てる棚を置いたり、スイカやメロンを育てたりと、まだやってみたいことはあります。
とはいえ、スペースには限りがあります。
育てたい野菜をすべて植えるのではなく、その年に使える場所を見ながら何を育てるか選ばなければならないのは、狭い庭ならではの悩みだと感じています。
②野菜が成長すると通路や作業スペースが狭くなる

植え付けたばかりのころは通れていた場所でも、野菜が成長して葉を広げると、通路や作業スペースがさらに狭くなります。
わが家でも夏野菜が大きくなる時期は、葉をよけながら奥へ入ったり、葉の下にしゃがみ込んで作業したりすることがあります。
特に困るのが、葉の陰になっている場所での作業です。
私は虫が苦手なので、「葉に虫がいたら嫌だな」「服に虫がついたら嫌だな」と思いながら、恐る恐る葉をよけています。
野菜を植えるスペースだけでなく、成長したあとに自分が通ったり作業したりする場所も必要だったことは、狭い庭で家庭菜園を続けて実感したことのひとつです。
③背が高くなる野菜は手入れや収穫がしにくい

狭い庭では横方向のスペースが限られるため、きゅうりのようにつるを上へ伸ばせる野菜は育てやすそうに思えます。
しかし、実際に育ててみると、高くなりすぎて手入れがしにくいこともあります。
わが家では、掃き出し窓の前にネットを張り、レンガ花壇できゅうりを育てています。
ネットの上までつるが伸びると、身長152cmの私では上の方まで手が届きません。
脚立があれば作業しやすくなりますが、置いておく場所を取るのも悩みどころです。
そのため現在は、手が届かない部分の誘引や手入れをするときは、掃き出し窓を開けて家の中から作業することもあります。

夏は冷房で涼しくしているので、掃き出し窓を開けると冷気が外に逃げてしまうのが気になります…。
育てる場所を考えるときは、野菜が収まるかだけでなく、大きくなったあとも自分の手が届くかまで考える必要があると感じています。
④家庭菜園の道具や資材を収納する場所に困る
家庭菜園を続けていると、野菜だけでなく、支柱やネット、肥料、土づくりの資材なども少しずつ増えていきます。
わが家も最初は少ない道具で始めましたが、育てる野菜や栽培方法が増えるにつれて、収納するものも増えていきました。
とはいえ、狭い庭では大きな物置を置くスペースも限られています。
特に支柱やネットなど、長さやかさのあるものは置き場所に困ることがあります。
そのため現在は、庭だけにすべてを収納しようとせず、玄関まわりなども使いながら園芸用品を保管しています。
実際に使っている収納場所については、家庭菜園の道具の収納方法で詳しく紹介しています。
⑤栽培場所を増やすと水やりや管理の手間も増える

狭い庭でも、空いている場所にプランターを置けば、育てられる野菜を増やすことはできます。
わが家でも庭だけでは足りず、玄関前にもプランターを置いて野菜を育てています。
ただ、栽培場所を増やすほど、水やりや収穫、野菜の様子を確認する場所も増えます。
わが家の場合、庭側ではホースを使いますが、玄関前ではじょうろを使って水やりをしています。
特に夏は朝と夕方の1日2回水やりをするため、栽培場所が分かれていると、それぞれを回って水やりする必要があります。
限られたスペースをできるだけ活用したくなりますが、植えられる場所をすべて使えばいいわけではなく、自分が管理できる量に抑えることも大切だと感じています。

ついつい「やりたい」が先行して、管理できる量に抑えられていないので毎年大変なんですけどね(笑)。
狭い庭で家庭菜園をするときに意識している3つのこと
狭い庭では、空いている場所を見つけると「ここにも植えられそう」と思ってしまいます。
でも、実際に野菜を育てると、植え付けたときには余裕があっても、成長するにつれて窮屈になることもありました。
そのため現在は、植えられるかどうかだけでなく、育ったあとのことまで考えて栽培場所を決めるようにしています。
野菜が成長したあとの大きさを考えて植える

苗が小さいうちは十分なスペースがあるように見えても、成長すると葉が大きく広がる野菜があります。
そのため、植え付けるときは苗の大きさだけで判断せず、どのくらい葉が広がるのか、周りの野菜や通路に影響しないかも考えるようになりました。
とはいえ、毎年思ったとおりに収まるわけではありません。
実際に育てながら「ここはもう少し空ければよかった」と思うこともあります。
狭い庭だからこそ、空いている場所をすべて埋めるのではなく、野菜が大きくなるための余白を残しておくことも意識しています。
草丈の高い野菜は手入れや収穫のしやすさも確認する
きゅうりやトマトなど草丈が高くなる野菜は、植えられるスペースがあっても、成長したあとに手入れしにくくなることがあります。
そのため、植える場所を決めるときは日当たりやスペースだけでなく、誘引や剪定、収穫をするときに自分の手が届くかも考えるようになりました。
特に狭い庭では、脚立などを置くスペースを確保するのも簡単ではありません。
「ここなら植えられる」だけで決めず、最後まで無理なく手入れできる場所かどうかも確認するようにしています。

きゅうりはグリーンカーテンを兼ねているので手が届かないとわかっていても、掃き出し窓前のレンガ花壇で栽培すると決めています(笑)。
育てたい野菜に優先順位をつける
家庭菜園を続けていると、「今年はこれも育ててみたい」と思う野菜が次々に出てきます。
しかし、狭い庭では育てたい野菜をすべて植えるだけの場所はありません。
そのため、まずはその年に育てたい野菜を決めて、空いているスペースを見ながら追加する野菜を考えるようにしています。
また、同じ野菜をたくさん育てるより、わが家では少ない株数でいろいろな種類を育てることが多いです。
限られたスペースだからこそ、「植えられるものを全部植える」のではなく、「今年育てたいものを選ぶ」ことも大切だと感じています。
狭い庭でも家庭菜園を続けて感じたメリット
狭い庭では、植える場所や作業スペースに困ることがありますが、小さいからこそ続けやすいと感じる部分もあります。
わが家の場合、庭に出れば育てている野菜をすぐに見渡せるため、水やりや収穫のついでに全体の様子を確認できます。
また、庭が小さいため、家からすぐに水やりや収穫に出られるのも便利です。少し様子を見るだけなら時間もかからず、日常生活のなかで家庭菜園の様子を確認しやすいと感じています。

よく、掃き出し窓からもきゅうりの虫チェックしてるよな
「もっと広かったら」と思うこともありますが、広ければその分だけ管理する場所も増えます。
今では、無理なく目が届くくらいの広さだからこそ、家庭菜園を続けやすい部分もあると感じています。
まとめ|狭い家庭菜園では作業スペースも考えて野菜を植えよう
狭い庭でも家庭菜園は楽しめますが、野菜を植えるスペースだけでなく、成長したあとの大きさや自分が作業する場所まで考えておくことが大切です。
わが家でも空いている場所を見るとつい野菜を増やしたくなりますが、実際に続けるなかで、植えられる数と無理なく管理できる数は同じではないと感じるようになりました。
最初から庭いっぱいに野菜を植えず、まずは育てたい野菜を決めて、成長したあとも無理なく管理できる場所から始めてみてください。
狭い庭だからこそ、使えるスペースと上手に付き合いながら、自分に合った家庭菜園を楽しんでいきましょう。


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