なすのあとにじゃがいも、そのあとに中玉トマト。わが家の地植えスペースでは、ナス科の野菜を3作続けて育てました。
2026年に植えた中玉トマト3株は、どれも成長して実をつけました。
わが家の庭は約1坪。毎回きれいに輪作しようとすると、育てたい野菜を植える場所がなくなってしまいます。
この記事では、実際の作付けや栽培結果を振り返りながら、接ぎ木苗や土づくりなど、狭い家庭菜園で連作とどう付き合っているのかを紹介します。
狭い家庭菜園では連作を完全に避けるのが難しい
同じ場所で同じ科の野菜を繰り返し育てると、生育が悪くなったり、病害虫の被害が出やすくなったりする「連作障害」が起こることがあります。
できれば避けたいところですが、わが家のような狭い家庭菜園では、毎回きれいに輪作するのは難しいのが現実です。

実際、同じ科の野菜が続いてしまうことも…
地植えスペースでナス科の野菜を3作続けて栽培
ここ数年の作付けを振り返ると、毎回同じ野菜を植えているわけではありませんが、きれいに輪作できているわけでもありません。
特に地植えスペースでは、なすを育てたあとにじゃがいも、そのあとに中玉トマトと、ナス科の野菜が3作続きました。

わが家では「今年トマトを植えたから、ここでは数年間ナス科を育てない」と決めてしまうと、育てたい野菜を植える場所がなくなってしまいます。
そのため、連作を完全に避けることよりも、できる範囲で野菜を入れ替えながら栽培しています。
2026年の中玉トマト3株は実をつけた

2026年は、じゃがいもを育てたあとの地植えスペースに、中玉トマトを3株植えました。
育てたのは、自根苗の「ぷるるん」2株と、接ぎ木苗の「もっとうま旨」1株です。
前作と同じナス科だったため、生育への影響は少し気になっていました。
それでも、3株とも成長して実をつけ、私が見た範囲では自根苗と接ぎ木苗で大きな生育差も感じませんでした。

今回の栽培では、連作が原因と思われるような大きな生育不良は見られませんでしたが、だからといって「連作しても問題ない」ということではないですよ。
狭い庭で連作と付き合うためにしている3つのこと
わが家では、連作を完全に避けることよりも、育てたい野菜や空いている場所に合わせて、できる範囲で工夫するようにしています。
普段から取り入れているのは、次の3つです。
①連作が気になる野菜では接ぎ木苗も取り入れる

トマトやなすなどの苗を購入するときは、ときどき接ぎ木苗を選んでいます。
接ぎ木苗とは、育てたい品種を、病気などに強い性質を持つ別の植物の台木につないだ苗のことです。連作障害への対策として使われることもあります。
ただ、わが家では毎回接ぎ木苗を選んでいるわけではありません。
植える場所や購入できる苗に合わせて、選択肢のひとつとして接ぎ木苗を取り入れています。

本当は3株とも接ぎ木の中玉トマトを買う予定でしたが、ホームセンターで苗を見てたら自根苗の「ぷるるん」を育てたくなってしまって(笑)。
②できる範囲で前作と違う科の野菜を育てる
植える場所を選べるときは、前作と違う科の野菜を育てることもあります。
たとえば、2026年は地植えスペースで中玉トマトを育てたあと、秋どりトウモロコシを植えました。

トマトはナス科、トウモロコシはイネ科なので、今回は前作と違う科の野菜になっています。
とはいえ、「必ず違う科の野菜を植える」と決めているわけではありません。
次に育てたい野菜や空いている場所を考えながら、変えられるときは前作と違う科の野菜を取り入れるようにしています。
③土の状態に合わせて土づくりをする
限られた場所で繰り返し野菜を育てているため、収穫後の土づくりも意識しています。
わが家では、毎回同じ資材を使うのではなく、土の状態や次の植え付けまでの期間に合わせて方法を変えています。
時間に余裕があるときは、牛ふん堆肥や米ぬか、もみ殻燻炭などを加えることもあります。
また、2025年冬には、わが家の菜園の酸度を測るとアルカリ性に傾いていたため、無調整ピートモスを使って酸度調整をしたこともあります。
以前は土をふるったり、市販の再生材を使ったりしていましたが、現在はできるだけ手間をかけず、必要な資材を加える方法に落ち着きました。
土づくりをしたからといって、連作障害を必ず防げるわけではありませんが、連作だけに目を向けるのではなく、普段から土の状態も確認しながら野菜を育てています。
プランターの古い土を再利用するときの方法は、土の再利用方法で詳しく紹介しています。
まとめ|狭い家庭菜園では無理のない作付けを考えよう
狭い庭では、連作を避けようとすると、育てたい野菜を植える場所がなくなってしまうことがあります。
わが家でも同じ科の野菜を続けて育てることはありますが、前作を確認して、違う科の野菜を選べるときは選ぶようにしています。
毎回きれいに輪作するのは難しくても、育てている野菜の様子を見ながら、その年の作付けを考えています。
これからも連作を気にしすぎず、かといって無視するわけでもなく、できる範囲で工夫しながら家庭菜園を続けていきたいと思います。



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