こんにちは、ズボラ菜園家のれもです。
突然ですが、私は筋金入りの虫嫌いです。アブラムシ?ムカデ?論外です。
にもかかわらず、なぜか家庭菜園を楽しんでいるという矛盾だらけの主婦です(笑)
今回のテーマは「にんにくの収穫」。
春から育てていた我が家のにんにくがそろそろ収穫期を迎えたので、勇気を出して収穫に挑戦したのですが…。
そこで待ち受けていたのは、まさかの虫地獄でした。
虫嫌いがにんにく収獲中にコガネムシの幼虫祭りで大パニックになった話


遭遇したとき凄い悲鳴でた…
ご近所さま、あのときはごめんなさい。
にんにくは初心者に優しいと思っていた
にんにくは「放置でも育つ」「病害虫に強い」とよく言われていて、虫嫌いズボラ主婦としてはうってつけの野菜だと思っていました。
実際、秋に種球を植えたあとは、ほぼ放置。
冬の間も枯れずにひっそり育っていて、春には元気に葉を伸ばし始めました。「これはいけるぞ」と内心ニンマリ。
いざ収穫。想像以上に深かった…
葉が黄色くなってきた6月某日、いよいよ収穫決行です!スコップを片手に、いざにんにくの根元を掘り返してみると…
……土が固い。なかなか出てこない。
ぐいぐい掘り進めてようやく顔を出した白い塊。念願のにんにくです。
が、ちょっと違和感。なんだか土の中がボコボコしてる。葉を引き抜いたその瞬間――
「う、うわあぁぁ!!!」
にんにくの根元にびっしりとうごめく白っぽい小さな虫(たぶんコガネムシの幼虫…)。
土ごと掘り起こしてしまったので、うじゃうじゃと這い出してくるそれらに、完全にフリーズ。
本能的にスコップを投げた
スコップを持ったまま後ずさり、気がついたら庭の隅で小さく丸まっていました(笑)
虫を見つけても、捕まえてポイッとする勇気はゼロ。かといってそのまま放置もできず…。
結局、軍手3重+割り箸作戦で、震えながら1匹ずつ取り除きました。
あれほど小さな虫に、30分も心を乱されるなんて。
でも、よく見ると、にんにく自体は無傷!収穫量もまずまずで、うちでは2週間ほど毎日にんにく祭りが開催されました。


たぶん50匹くらいいたと思う…
ほんっとに気持ち悪くて、あとでまとめて下水に捨てた
収穫後のにんにく、どう保存する?【失敗談と対策】
収穫したにんにくは、そのまま放っておくとカビが生えたり、傷みやすくなります。
私は「とりあえず風通しの良いところに置いておけばいいでしょ」と軽い気持ちで玄関に並べていたのですが…
数日後、ひとつのにんにくがぐにゃっとして異臭を放っていたんです(涙)
調べてみたところ、どうやら「乾燥不十分+湿気」が原因だったようです。
そこで、あらためて以下の方法で保存し直しました。
私が実践したにんにくの保存方法
- 掘った直後は洗わず、泥つきのまま日陰で風通し良く1〜2週間乾燥
→ ベランダの物干しスペースに新聞紙を敷いて並べて乾燥させました - 茎と根をカットし、余分な薄皮を軽く取り除く
- ネット袋に入れて風通しの良い冷暗所に吊るす
→ 100円ショップの玉ねぎネットが大活躍でした!
すると、それ以降はカビもにおいも一切なし。
秋までしっかり持ってくれました!
ズボラポイント:吊るす場所がなければ、紙袋に入れて冷蔵庫の野菜室でもOKでした(ただし3か月以内に使い切るのが目安)
【にんにく】虫対策&ズボラ栽培メモ
今回の反省をもとに、来年は以下の虫対策を取り入れる予定です。
- マルチング(黒マルチ)で虫の侵入を減らす
- コンパニオンプランツ(ミントなど)で忌避効果を狙う
- 収穫前に1〜2日土を乾かすと虫が出にくい
また、にんにくはズボラさんにぴったりの野菜でもあります!
- ほぼ放置で育つ(水やり・肥料ほぼ不要)
- 病気に強い、農薬不要
- 収穫後も保存しやすい
まとめ:虫は嫌い、でもにんにくはやめられない!
虫との遭遇で大パニックになった今回の収穫。
でもその分、立派なにんにくを収穫できた喜びは格別でした。保存も一工夫すれば長持ちするし、料理の幅も広がります。
虫が苦手でも、ちょっとした知恵と工夫で乗り越えられる――それが家庭菜園の醍醐味かもしれません。
来年もまた育てます、覚悟を決めて(笑)

懲りずにやるぜ
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