半日陰でも家庭菜園はできる?|北側の玄関前で育てた8種類の野菜と生育の違い

狭い家庭菜園

北側の玄関前で育てたミニ大根は収穫できたのに、つるなしいんげんは花が咲いても実になりませんでした。

わが家では、南向きの約1坪の庭だけでは植える場所が足りず、半日陰になる玄関前でも野菜を育てています。

これまでにいろいろな野菜を育ててきましたが、半日陰でも収穫できたものがある一方で、南側ほど育たなかったものもありました。

この記事では、北側の玄関前で実際に育てた8種類の野菜の栽培結果と、南側でも育てた野菜の生育の違いを紹介します。

半日陰で実際に育てた8種類の野菜

わが家の北側の玄関前は、夏になると朝から午前中にかけて日が当たり、日中は建物の影になります。夕方には再び西日が差すような環境です。

ここでは、プランターや培養土の袋を使って野菜を育ててきました。

実際に育ててみると、半日陰でも収穫できた野菜は多くありました。ただ、日当たりのよい南側で育てたときより、生育がよくなかったものもあります。

これまでに育てた8種類の野菜と、その結果をまとめました。

野菜玄関前で育てた結果
ミニ大根収穫できた
もものすけ収穫できた
3寸にんじん収穫できたが、南側の方が葉の勢いがあった
ミニナス収穫できたが、南側より収穫量が少なかった
矮性ミニトマト収穫できたが、南側より収穫量が少なかった
里芋収穫できたが、南側ほど草丈が大きくならなかった
つるなしいんげん花はついたが、莢にならず収穫できなかった
オクラ収穫できた

半日陰でも収穫できたミニ大根ともものすけ

収穫したミニ大根とカブ(もものすけ)
半日陰のプランター栽培で収穫したミニ大根ともものすけ(左:2024/05/14 右:2024/12/01 筆者撮影)

ミニ大根は、北側の玄関前でも収穫まで育てることができました。

わが家では種まきが遅くなりがちで、5月中旬に収穫したときには、すでに花が咲いていたこともあります。

栽培時期などほかの条件もあるため、半日陰との関係は分かりませんが、大根自体はしっかり収穫できました。

なつめぐ
なつめぐ

「やばい!花咲いてる!」と大慌てで収穫したのを覚えています。

もものすけも、北側の玄関前で収穫できた野菜のひとつです。

このとき初めて育てた品種だったため、「日当たりがよければもっと育ったのか」までは比較できませんでしたが、収穫まで育てることはできました。

南側との違いまでは分からないものの、どちらも半日陰の玄関前で収穫できた野菜です。

南側より生育に差を感じた3寸にんじん・ミニナス・矮性ミニトマト・里芋

収穫した三寸にんじん
半日陰のプランター栽培で収穫した三寸にんじんはベビーキャロットみたいに細い(2023/03/01 筆者撮影)

3寸にんじん・ミニナス・矮性ミニトマト・里芋は、北側だけでなく、日当たりのよい南側でも育てたことがあります。

どれも北側で収穫できましたが、実際に両方で育ててみると、生育には違いを感じました。

3寸にんじんは、北側より南側で育てたものの方が葉の勢いがあったように思います。

また、北側で育てたにんじんは、収穫前に花が咲くことも多くありました。栽培時期などの条件も異なるため原因までは分かりませんが、わが家では育てる場所によって違いがありました。

なつめぐ
なつめぐ

収穫したにんじんは、ベビーキャロットのように細く、味は「土!にんじん!」て感じの風味でとても美味しいとは思えませんでした…。

ミニナスと矮性ミニトマトも北側で実を収穫できましたが、南側で育てたときより収穫量は少なめでした。

さらに、南側では気にならなかった食害が、北側で育てたミニナスと矮性ミニトマトには見られました。

日当たりとの関係は分かりませんが、収穫量だけでなく、育てている途中の様子にも違いがあったのが印象に残っています。

里芋も北側で収穫できましたが、南側で育てたときほど草丈は大きくなりませんでした。

こうして比べてみると、半日陰でも収穫はできるものの、日当たりのよい南側と同じように育つとは限らないと感じています。

収穫できなかったつるなしいんげん

半日陰のプランターで栽培したつるなしいんげん(2026/08/29 筆者撮影)

つるなしいんげんは、北側の玄関前で種から育てました。

最初は順調に育ち、花も咲いていたので「このまま収穫できそう」と思っていました。

ところが、その後はなかなか実にならず、結局収穫できずに終わってしまいました。

途中からはハダニと思われる葉の傷みも目立つようになり、最後まで思うようには育ちませんでした。

一方、同じ年に南側のレンガ花壇で育てたつるなしいんげんは、合計75本収穫できています。

北側と南側では日当たりだけでなく、土や栽培場所などの条件も異なります。また、北側では葉の傷みもあったため、半日陰だけが原因だったとは言えません。

それでも、同じ年に育てたつるなしいんげんで、ここまで結果に差が出たのは印象に残っています。

なかなか花が咲かなかったオクラ

半日陰でプランター栽培したオクラは初収穫を迎えた(2026/09/20 筆者撮影)

2026年は、北側の玄関前でオクラも育てています。

株自体は大きくなったものの、しばらく葉の切れ込みが少ない丸い状態が続き、なかなか花も咲きませんでした。

肥料の与え方を見直しながら育てたところ、その後は花が咲くようになり、9月20日に初収穫を迎え、その後も収穫が続いています。10月23日現在も栽培中なので、最終的な収穫量はまだ分かりません。

葉が丸くなったときの様子や、花が咲くまでの詳しい経過は、オクラの葉が丸くなったときの栽培記録で紹介しています。

日当たりがよくなくても、育てたいから玄関前も使う

正直なところ、玄関前に置くときは「日当たりがよくないから、南側ほどは育たないだろうな」と思っています。

それでも玄関前を使っているのは、限られたスペースでも、育てたい野菜をできるだけ育てたいからです。

とはいえ玄関前なので、好きなだけプランターを増やすこともできません。あまり増やすと夫にも怒られてしまうので、置ける範囲で楽しんでいます。

また、玄関前では野菜だけでなく、季節の花を育てることもあります。

昨年の秋から今年の春にかけては、冬から春の玄関前にも花がほしくて、チューリップとビオラのダブルデッカーに挑戦しました。

チューリップとビオラのダブルデッカー
半日陰のプランターでデッカー植えしたチューリップとビオラ(2026/03/15 筆者撮影)

わが家では「ここでは無理」と最初から決めずに、育てたいものがあれば玄関前でも試してみるようにしています。

まとめ|半日陰でも家庭菜園は楽しめる

北側の半日陰になる玄関前でも、これまでさまざまな野菜を育て、実際に収穫することができました。

日当たりのよい場所と同じように育つとは限りませんが、「半日陰だから野菜は育てられない」と最初から諦める必要はないと感じています。

わが家のように家庭菜園のスペースが限られている場合は、日当たりのよい場所をメインにしながら、半日陰をサブの栽培スペースとして使うのもひとつの方法です。

日当たりが少し気になる場所でも、まずは育てやすそうな野菜をひとつ試してみると、家庭菜園に使えるスペースを広げられるかもしれません。

わが家でも、これからいろいろな野菜を育てながら、半日陰でも育てやすい野菜を探していきたいと思います。

なつめぐ

中部地方在住/30代主婦/家庭菜園歴7年
約1坪の小さな庭で「狭くても楽しめる家庭菜園」を実践中。
野菜の価格が気になる今だからこそ、無理なく続けられる家庭菜園で家族の食卓をちょっと豊かに。
このブログでは、実際に育てて分かった成功・失敗や、初心者でも取り入れやすい栽培のコツを発信しています。

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