不織布プランターのデメリット3つ|水切れ・汚れ・苔と交換時期

狭い家庭菜園

「不織布プランターは使いやすそうだけど、デメリットはないの?」「実際に使うとどんなところが気になる?」と、購入前に気になる方もいるのではないでしょうか。

わが家では、約6年前から家庭菜園で不織布プランターを使い、これまでに約15個使用してきました。

大根やかぶ、トマト、ピーマン、なす、じゃがいもなど、さまざまな野菜を育てるなかで、便利だと感じる一方、長く使っているからこそ気になったところもあります。

この記事では、不織布プランターを6年間使って感じたデメリットと、それでも使い続けている理由を、実際の写真や栽培経験とともに紹介します。

不織布プランターを買おうか迷っている方の参考になればうれしいです。

不織布プランターを6年間使って感じた3つのデメリット

わが家では、7ガロンの不織布プランターを中心に、これまで約15個使用してきました。

不織布プランターでは、大根やかぶ、トマト、ピーマン、なす、じゃがいも、さといも、にんにく、きゅうり、芽キャベツなど、さまざまな野菜を育ててきました。

これまで使ってきたなかで、「不織布プランターだから育てにくかった」と感じた野菜は特にありません。

一方で、6年間使い続けるなかでは、不織布プランターならではの使いにくさを感じることもありました。

なつめぐ
なつめぐ

わが家で特に気になったデメリットは、「真夏の水切れ」「汚れ」「苔や雑草」の3つです。

真夏は水切れしやすい

不織布プランターを使っていて一番困ったのが、真夏の水切れの早さです。

とくにトマトやピーマン、きゅうりを7ガロンの不織布プランターで育てたときは、朝にたっぷり水やりをしても、翌朝には葉がしおれていることがありました。

ひどく水切れしたときには葉先がパリパリになり、その部分は水やりをしても元に戻らなかったこともあります。

そこで、真夏は朝だけでなく夕方にも水やりをするようになりました。

実際のわが家での様子をまとめると、次のような違いがありました。

水やり翌朝の様子
朝8時ごろに1回翌8時にはしおしお。9時ごろになると葉先がパリパリになることも
朝7時半+夕方4時半翌7時半なら問題なし~ややしおれ。8時半ごろにはしおれることも
朝夕2回+もみ殻マルチ翌7時半~8時半ごろまで、ほとんどしおれずに育てられた
※水切れの程度は、育てる野菜や天候、気温、日当たりなどによって変わります。上記はわが家で栽培したときの一例です。

乾燥対策として、わが家では土の表面にもみ殻を敷くこともあります。

追肥などで中耕すると、表面に敷いていたもみ殻が少しずつ土と混ざるため、必要に応じて新しいもみ殻を追加しています。

なつめぐ
なつめぐ

わが家では、真夏に不織布プランターで夏野菜を育てていると、朝1回の水やりでは足りないことが多いです。ちょっと寝坊するとすぐ水切れなので、2回水やりするからもう少し寝かせてって思ってます(笑)。

使い続けると汚れが目立つ

不織布プランターは、使い続けるうちに側面の汚れが目立つようになります。

わが家の不織布プランターも、土や水による汚れが少しずつ付き、長く使っているものほど見た目の変化が分かりやすくなりました。

実際に、現在使っている不織布プランターを比べてみると、もうすぐ使用1年になるものは比較的きれいですが、使用約3年のものは側面の汚れがかなり目立ちます。

使用1年目と3年目の不織布プランター
使用3年目(手前)と使用1年目(奥)の不織布プランター(2026/08/31 筆者撮影)

ただ、わが家では見た目の汚れが気になってくると、「そろそろ新しいものに替えたいな」と思うことも。

また、普段よく使っている7ガロンサイズは、土を入れるとそれなりの重さになります。

大きなプラスチック製のプランターも土が入れば簡単には動かせませんが、不織布プランターの場合は持つときに汚れた側面に触れることもあり、個人的にはそこも気になるところです。

不織布プランターを長く使いたい場合は、機能面だけでなく、使い続けるうちに汚れが目立ってくることも知っておくとよいでしょう。

なつめぐ
なつめぐ

7ガロンの不織布プランターは持ち運びができない重さではありませんが、汚れがエプロンに付くのがなんか嫌で、腕をなるべく前に伸ばして持ち上げるので、結構大変です。

側面に苔や雑草が生えることがある

不織布プランターを長く使っていると、側面に苔が生えることもあります。

わが家では、使用2年ほどになると側面の中央から下のあたりに苔が目立つようになりました。

最初は汚れかと思いましたが、実際に手で剥がしてみると苔が生えていました。

さらに驚いたのが、不織布プランターの側面から雑草が生えてきたことです。

野菜を育てているプランターだけでなく、使っていない土を入れて保管している不織布プランターでも、側面から雑草が生えたことがあります。

雑草が生えた不織布プランター
不織布プランターの側面から雑草が生えることも(2026/08/31 筆者撮影)

側面から生えた雑草は、撮影したときにはすでに枯れていましたが、不織布の途中から伸びているのが分かります。

すべての不織布プランターに苔や雑草が生えるわけではありませんが、わが家では長く使うなかで何度か経験しました。

見た目をきれいに保ちたい方にとっては、汚れとあわせて気になるポイントだと思います。

不織布プランターは何年使える?わが家では3~4年で交換

「不織布プランターはすぐに破れそう」と思う方もいるかもしれませんが、わが家では耐久性そのものにそれほど不満を感じていません。

これまで使ってきた不織布プランターは、破れたり穴が開いたりして使えなくなったというより、3~4年ほど使ったところで汚れや苔が気になり、交換することがほとんどでした。

使用約3年の不織布プランターも、側面はかなり汚れているものの、現在も野菜を育てるために使えています。

そのため、わが家の場合は「3~4年で寿命がくる」というより、「3~4年ほど使うと見た目が気になって交換したくなる」という感覚に近いです。

使える年数は、商品の素材や厚み、使用環境などによっても変わります。

少なくとも、わが家で約6年間使ってきたなかでは、「すぐに破れて使えなくなる」ということはなく、耐久性よりも汚れのほうが交換のきっかけになっています。

デメリットがあっても不織布プランターを使い続ける3つの理由

水切れや汚れなど気になるところはありますが、わが家では現在も不織布プランターを使っています。

もし今使っているものをすべて買い替えることになっても、また不織布プランターを選ぶと思います。

ここからは、デメリットがあっても使い続けている理由を3つ紹介します。

野菜に合わせてプランターの高さを変えられる

不織布プランターを使っていて便利だと感じるのが、上部を折り返して高さを変えられることです。

わが家では7ガロンの不織布プランターをよく使っていますが、かぶや葉物野菜などを育てるときは、上部を外側に折り返して浅くして使うことがあります。

不織布プランターで育てたかぶ
かぶを育てたときには不織布プランターを折り返して使っていた(2025/12/28 筆者撮影)

深さがそれほど必要ない野菜を育てるときは、プランターいっぱいまで土を入れなくて済むため、使う土の量も減らせます。

反対に、深さが欲しい野菜を育てるときは折り返さず、そのまま使用できます。

同じ7ガロンの不織布プランターでも、育てる野菜に合わせて高さを調整できるところは、実際に使っていて便利だと感じています。

使わなくなったときに処分しやすい

不織布プランターを使い続けている理由のひとつが、使わなくなったときに処分しやすいことです。

わが家では、汚れが気になって買い替えるときは、中の土を出してから不織布プランターを処分しています。

私が住んでいる地域では、土を取り除いた不織布プランターは燃えるごみとして出せるため、大きなプランターを処分する手間が少なく済みます。

※ごみの分別方法は自治体によって異なります。処分するときは、お住まいの地域のルールを確認してください。

家庭菜園を長く続けていると、プランターを買い替えたり、数を減らしたりすることもあります。

購入するときの使いやすさだけでなく、「いらなくなったときにどう処分するか」まで考えると、わが家にとって不織布プランターは扱いやすいと感じています。

まとめ買いしやすく選ぶときも迷いにくい

わが家が最初に不織布プランターを購入したときは、5個ほどのセットで2,000円ほどでした。

いくつかの野菜を同時に育てる予定だったため、必要な数をまとめて揃えられたのが購入のきっかけです。

また、プラスチック製のプランターは形や大きさ、デザインなど種類が多く、「どれを選ぼう?」と迷うこともあります。

その点、不織布プランターはシンプルな形のものが多く、わが家では主に7ガロンを選んでさまざまな野菜に使ってきました。

購入した当時はまとめて揃えやすく、野菜ごとにプランターを細かく選ばなくても使い回せるところが便利だと感じました。

なつめぐ
なつめぐ

不織布プランターの価格はわが家が購入した当時のものです。商品や購入時期によって異なりますので、購入先で確認してくださいね。

不織布プランターがおすすめな人・おすすめしない人

6年間使ってみて、不織布プランターは誰にでもおすすめできるというより、使い方や重視するポイントによって向き・不向きがあると感じています。

ここでは、実際に使ってきた経験から、どんな人に向いているのかをまとめます。

不織布プランターがおすすめな人

不織布プランターは、次のような人におすすめです。

  • 家庭菜園を気軽に始めたい人
  • 使わなくなったときの処分のしやすさを重視したい人
  • 同じプランターをいろいろな野菜に使いたい人
  • 小さめのサイズを使い、必要に応じて移動させたい人

とくに便利だと感じているのが、上部を折り返して高さを変えられるところです。

わが家のように限られたスペースでいろいろな野菜を育てる場合でも、同じ不織布プランターを育てる野菜に合わせて使い分けられます。

また、わが家では最初に複数個をまとめて購入できたため、「いくつかの野菜をプランターで育ててみたい」というときにも始めやすいと感じました。

不織布プランターをおすすめしない人

一方で、次のような人には不織布プランターが使いにくい可能性があります。

  • プランターの汚れや苔が気になる人
  • 真夏にこまめな水やりをするのが難しい人
  • 土を入れた大きなプランターを頻繁に移動させたい人
  • 同じプランターで多年草などを長期間育てたい人

わが家では3~4年ほどで汚れが気になって交換することが多いため、アスパラガスのように同じ場所で長く育てたい野菜には、私は不織布プランターを選びません。

また、7ガロンほどの大きさになると、土を入れた状態ではかなり重くなります。

「軽そうだから簡単に移動できそう」と考えている場合は、使用するサイズや土を入れたあとの重さも考えて選ぶとよいでしょう。

なつめぐ
なつめぐ

わが家ではアスパラガスはプラスチック製のプランターで育てています。

プランターで育てるアスパラガス
プランターで育てているアスパラガス(2026/08/31 筆者撮影)

まとめ|不織布プランターはデメリットを知って選ぼう

6年前に初めて不織布プランターを買ったときは、破れたり劣化したりして使えなくなるまで使うつもりでした。

まさか使い続けるうちにここまで汚れたり、側面から雑草まで生えたりするとは思っていませんでした。

実際には、プランターそのものが使えなくなるより先に、汚れや苔が気になって3~4年ほどで交換することが多くなっています。

これは、実際に何年も使ってみて初めて分かったことでした。

それでも不織布プランターの使い勝手には気に入っているところもあり、これからもわが家では使っていくつもりです。

これから不織布プランターを購入する方には、「何年使えるか」だけでなく、長く使ったときにどんな状態になるのかも知ったうえで選んでもらえたらと思います。

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