家庭菜園でにんにくを育てるのは、今回で2回目です。
初めて挑戦した2024年は、収穫時にコガネムシらしき幼虫が大量に出てきたうえ、収穫したにんにくは小さく、保存中にすべて傷んでしまいました。
そこで2026年に再チャレンジ。前回の失敗を踏まえて、マルチを取り入れたり、追肥の時期を意識したりと育て方を少し見直したところ、今度は直径5~6cmほどのにんにくを収穫できました。
この記事では、2024年の失敗と2026年の再チャレンジの様子を、実際の栽培記録と写真をもとに振り返ります。
2回の栽培で何が違ったのかも比較するので、これから家庭菜園でにんにくを育てる方の参考になればうれしいです。
にんにく栽培失敗記録【2024】
初めてにんにく栽培に挑戦したのは、2023年9月下旬です。
- 栽培したのはジャンボにんにく
- 7ガロンの不織布プランターを使用
- 元肥あり
- 1球を6片に分けて植付け(マルチなし)
冬から春にかけては、土の表面が乾いたらたっぷり水やり。雑草を見つけたら抜く程度で、それほど手をかけなくても葉は大きく青々と育っていました。
一方、初めての栽培で追肥のタイミングがよく分からず、「少しずつあげればいいかな」と月1回ほどの感覚で少量ずつ与えていました。
そして2024年4月29日、後作の夏野菜を植えたかったため、少し早めに収穫。
ブルーシートにプランターをひっくり返して収穫してみると、初めてのにんにく栽培は思っていた以上の失敗に終わりました。
収穫時に白っぽい幼虫が大量発生

※気持ち悪いのでモザイク加工しています。
2024年4月29日、スコップで根鉢を崩しながらにんにくを掘り上げていると、土の中から白っぽい幼虫が次々と出てきました。
にんにくの根元付近だけでなく、プランターの底まであちこちにいて、その数は50匹以上。
虫が苦手な私にとって、これはかなりきつい光景です。
ブルーシートの隅に寄せておくと、どこかに行ってしまうので、捨てようと思っていた土ふるいにスコップで幼虫をすくってポイポイ投げ入れておきました。(あとで処分しました)

撮影した幼虫の写真をスマートフォンの画像検索で調べたところ、コガネムシの幼虫だったようです。
収穫した6株のうち3株は傷みが激しく、その場で処分。残った3株にも傷がついていました。
幼虫による食害が傷みの原因だったのかは分かりませんが、楽しみにしていた初収穫は、喜ぶより先に「これは大丈夫なの……?」と不安になる結果になりました。
収穫したにんにくが小さい
大量の幼虫にも驚きましたが、もうひとつ気になったのが、収穫したにんにくの大きさです。
育てていたのはジャンボにんにくでしたが、収穫できたものは全体的に直径3~4cmほどしかありませんでした。
球はきちんと複数の片に分かれていたものの、「ジャンボにんにくを育てたはずなんだけど……」と思ってしまうサイズです。

家庭菜園で育てるジャンボにんにくは、球全体の直径が7~15㎝ほどになると言われています。今回収穫したものは3~4cmほどだったので、かなり小さめですよね。
振り返ってみると、この年は後作の野菜を植える都合を優先し、葉がまだかなり青い4月下旬に収穫しています。
当時から「収穫にはだいぶ早い」と分かっていたものの、「まあ、イケるっしょ」と掘り上げてしまいました。
初めての栽培で追肥の時期もよく分からないまま育て、さらに早めに収穫してしまったので、小さく育った原因をひとつに絞ることはできません。
ただ、ジャンボにんにくらしい大きさまで育てられなかったことも、2024年の栽培で残った反省点のひとつです。
保存に失敗
収穫した6株のうち、傷みが激しかった3株はその場で処分しました。
残った3株にも傷はありましたが、「乾燥させれば食べられるかな」と思い、ひもでまとめて屋内の隅に吊るしておくことに。
しかし、しばらくすると残していたにんにくも傷み始め、結局すべて処分することになりました。
最終的に、2024年に育てたジャンボにんにくはひとつも食べられないまま終了。
約7か月育てた結果が「収穫できたけど全滅」だったので、さすがに残念でした。
この失敗もあり、次ににんにくを育てるときは、追肥や収穫のタイミングだけでなく、できる範囲で害虫対策もしてみようと考えるようになりました。
にんにく栽培再チャレンジ記録【2026】
前回の失敗から約1年半後、2025年10月下旬ににんにく栽培へ再チャレンジしました。
- 栽培したのはホワイト6片
- 8号プランターを2個使用
- 1つのプランターに3片ずつ、計6片を植え付け
- 元肥あり
2024年との大きな違いは、新聞紙とバーク堆肥でマルチをしたことと、追肥する時期を意識したことです。
マルチは、土の表面全体に新聞紙を2枚重ねて敷き、その上から新聞紙が見えなくなる程度にバーク堆肥をかぶせました。
コガネムシの成虫が土に潜りにくくなればいいな、という狙いと、雨による泥はねを抑える目的で試した方法です。
実際にやってみると土が乾きにくく、雑草もほとんど生えなかったので、日々の管理はラクになりました。水やりは、表面のバーク堆肥が乾いたタイミングでたっぷり与えています。
追肥には化成肥料(8:12:7:5)を使用しました。
1回目は植え付けから約1か月後。2回目は2月頃、暖かくなって新しい葉が出始めたタイミングです。
前回は時期をあまり考えずに少量ずつ追肥していましたが、今回は事前に育て方を調べ、追肥する時期を意識しました。
また、ほかの野菜にニームオイルスプレーを使うついでに、葉が展開し始めてから収穫まで1~2週間に1回ほど、にんにくにも散布しています。
6片のうち1片は発芽しなかったようで、最終的に育ったのは5株。
冬を越したあとも成長を続け、2026年5月20日に収穫を迎えました。
直径5~6cmのにんにくを収穫

2026年5月20日、下葉が3割ほど枯れたところで収穫しました。
前回は葉が青々としているうちに早めに収穫してしまいましたが、今回は事前に育て方を調べ、葉の枯れ具合を収穫時期の目安にしました。
掘り上げてみると、収穫できた5株の大部分が直径5~6cmほど。
2024年はジャンボにんにく、今回はホワイト6片と品種が違うため、大きさだけで単純に比較はできません。それでも、前回のように収穫時点でひどく傷んでいるものはなく、5株とも無事に収穫できました。

家庭菜園で育てるホワイト6片は、球の大きさは5~7㎝前後になると言われています。今回収穫したものも5~6cmほどあり、上々の出来でした。
そして、恐る恐る土の中を確認してみると……前回50匹以上いたコガネムシらしき幼虫が、今回は1匹も見当たりません。
新聞紙とバーク堆肥のマルチが影響したのか、ほかの条件によるものなのかは分かりませんが、前回との大きな違いでした。
一方で、気になることもありました。
にんにくの芽(花茎)を食べるのを楽しみにしていたのですが、待っても一向に出てきません。
「ホワイト6片は、にんにくの芽が出ないのかな?」と思っていたところ、収穫時に株を確認すると、芯の部分が何かに食べられたような状態になっていました。
さらに葉の表面には、2mmほどの小さな繭のようなものがいくつも付いていて、多い株では5~15個ほどあったと思います。
虫の種類は分かりませんが、もしかすると花茎が伸びてくる前に、芯の部分を何かの幼虫に食べられてしまったのかもしれません。
球は無事に収穫できたものの、楽しみにしていたにんにくの芽は収穫できなかったので、次に育てるときに確認したいことがひとつ残りました。
保存したにんにくは現在も残っている

無事に収穫できた5株は、葉を切らずに編み込んで「にんにくソード」にして乾燥させました。
最初に吊るした場所は、玄関先の傘立てに置いてあった傘の柄です。

まるで魔除け
その後は玄関内のフックに移して、そのまま吊るして保存。
現在は葉を切り落とし、球ごとに分けて玉ねぎ用のネットに入れ、同じ場所に吊るしています。
2026年8月現在、カビや腐敗、発芽などは見られず、5株とも残っています。
実は、収穫してからまだひとつも使っていません。
2024年は収穫したにんにくをひとつも食べられないまま全滅してしまったので、今回は無事に保存できているだけでも大きな進歩です。
そろそろ、このにんにくを使って発酵きざみにんにくを作ってみようと思っています。
2024年と2026年のにんにく栽培を比較
2024年と2026年のにんにく栽培を振り返ると、育て方や収穫時の状態にはいくつか違いがありました。
| 比較項目 | 2024年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 品種 | ジャンボにんにく | ホワイト6片 |
| プランター | 不織布プランター | 一般的なプランター(8号・2個) |
| 植え付け | 2023年9月下旬 | 2025年10月下旬 |
| マルチ | なし | 新聞紙+バーク堆肥 |
| 追肥 | 少量をこまめに(月1回程度) | 植え付け約1か月後・2月頃 |
| 収穫 | 2024年4月29日 | 2026年5月20日 |
| 収穫時の葉 | かなり青い状態 | 下葉が3割ほど枯れた頃 |
| コガネムシらしき幼虫 | 50匹以上 | 0匹 |
| 収穫結果 | 6株中3株を収穫時に処分。残り3株も傷あり | 5株を無事に収穫 |
| 保存結果 | すべて傷んで処分 | 2026年8月現在も保存中 |
2024年は初めてのにんにく栽培だったこともあり、追肥のタイミングをあまり考えず、少量をこまめに与えていました。また、後作を優先して、葉がまだ青いうちに収穫しています。
一方、2026年は前回の失敗を踏まえ、新聞紙+バーク堆肥のマルチと、追肥する時期を意識したことが大きく変えた点です。
結果として、2026年は5株を無事に収穫でき、前回大量にいたコガネムシらしき幼虫も見つかりませんでした。
ただし、2回では品種やプランター、植え付け・収穫時期などの条件も違います。
そのため、「マルチをしたから幼虫がいなくなった」「追肥時期を変えたから大きく育った」とは言い切れません。
それでも、実際に2回育ててみて、私自身は新聞紙とバーク堆肥のマルチを取り入れたことと、なんとなく肥料を与えるのではなく追肥する時期を意識したことは、前回から変えてよかったと感じています。
まとめ|家庭菜園はトライ&エラーで成功できる
初めてジャンボにんにくを育てた2024年は、収穫時にコガネムシらしき幼虫が大量に出てきたうえ、収穫したにんにくも小さく、最後はすべて傷んでしまいました。
約7か月育てたのに、ひとつも食べられずに終わったのは残念でしたが、この失敗があったからこそ、2026年の再チャレンジでは育て方を少し見直すことができました。
2026年は新聞紙とバーク堆肥でマルチをし、追肥や収穫のタイミングも意識しました。今回は5株を無事に収穫でき、2026年8月現在も傷むことなく保存できています。
もちろん、品種やプランターなど条件も違うため、何が成功につながったのかをひとつに絞ることはできません。
それでも、一度失敗して終わりにするのではなく、「次はこうしてみよう」と少しずつ試せるのも家庭菜園の面白さだと思います。
今回も芯の部分に食害らしき跡があるなど気になることは残ったので、次に育てるときはまたひとつずつ試しながら、今回よりうまく育てていきたいです。



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