大玉トマトが実らない…原因は肥料過多だった!初心者の失敗談と対策

リアルな体験談・菜園ストーリー

こんにちは、ズボラ菜園家のれもです!

家庭菜園を始めてしばらくすると、「もっと大きくて立派なトマトを育てたい!」と思うようになりますよね。

私も大玉トマトを育てようと意気込み、肥料をたっぷりあげたのですが…結果はまさかの失敗。「花は咲くのに、実がつかない」という悩みに直面しました。

今回は、大玉トマト栽培でやってしまった肥料過多の失敗談と、その対策を詳しくお伝えします!

これからトマトを育てる方の参考になれば嬉しいです。

【失敗談】大玉トマトの花は咲くのに実がつかない!?

肥料過多で花が咲いても実にならない大玉トマト。第一花房は全滅

家庭菜園歴もそこそこになり、「今年こそは大玉トマトを成功させたい!」と意気込んでスタートした今年の春。

大玉トマトはしっかり栄養をあげたほうがよく育つと聞いて、「じゃあ肥料をたっぷりあげよう!」と思い、植え付け時にしっかり肥料を混ぜ込み、その後も定期的に追肥をしました。

すると、茎はどんどん伸びて葉も茂り、「これはいい感じ!」と思っていたのですが…いざ花が咲いても、なかなか実がつきません。

しばらく様子を見ていましたが、結局大きなトマトはできず、葉ばかりが立派に成長してしまいました。

「何がいけなかったんだろう…」と調べたところ、肥料のあげすぎが原因で、葉や茎ばかりが育ち、実がつきにくくなっていたことが判明。

初心者がやりがちなトマト栽培の落とし穴でした。

やっちまったぜ…

【大玉トマト】失敗の原因:肥料過多で葉ばかり成長

トマトは「適度なストレス」がかかることで、実をしっかりつける性質があります。

ところが、肥料を与えすぎると茎や葉ばかりが元気に育ってしまい、花は咲くのに実がならない状態になってしまいます。

私のケースでは、以下のポイントが肥料過多による失敗につながりました。

  1. 窒素が多すぎた
  2. 追肥のタイミングを間違えた
  3. 根の状態をチェックしなかった

【大玉トマト】失敗の原因① 窒素が多すぎた

トマトは成長に窒素、リン酸、カリウムの3つの栄養素を必要としますが、窒素が多すぎると葉ばかりが茂り、実つきが悪くなります

私は知らずに窒素を多く含む肥料を頻繁にあげていたため、葉ばかりが立派になってしまいました。

葉は立派だし、葉先はくるくるしてたよ

トマトの肥料過多は茎が突然太くなっていたり、葉先がくるくるに巻いたりするから割とわかりやすいよ!

【大玉トマト】失敗の原因② 追肥のタイミングを間違えた

植え付け時に肥料をしっかり混ぜ込み、その後も早い段階で何度も追肥をしていました。

結果的に、花が咲く前の段階で肥料が多すぎたことが原因で、実をつける力が弱くなっていました。

【大玉トマト】失敗の原因③ 根の状態をチェックしなかった

肥料をたくさんあげると、「これで元気に育つはず!」と思ってしまいがちですが、実際には根に負担がかかっていることもあります。

私は葉の状態ばかり気にしていたため、根の成長具合を確認できていませんでした。

ぶっちゃけ根っこがどうなっているかなんてわからん

肥料過多による失敗を防ぐための対策

トマトをうまく育てるには、適度な栄養管理とストレスをかける工夫が重要です。以下のポイントを意識することで、肥料過多の失敗を防ぐことができます。

窒素の量を調整する

肥料を選ぶ際には、窒素よりもリン酸やカリウムを多めに含んだものを選ぶと、花がつきやすくなり実も成長しやすくなります。

例えば、トマト用の肥料として市販されているものには、窒素が少なくリン酸・カリウムが多めに調整されているものがあります。

追肥のタイミングを意識する

大玉トマトの場合、追肥は第一果房(最初の実)の肥大が始まってから行うのが理想的です。

実がつく前に肥料を過剰に与えないように気をつけましょう。

土の状態をチェックする

土が健康な状態かどうかを確認するために、根の発育をチェックしたり、土の水はけを見たりする習慣をつけることが重要です。

肥料をあげる前に、土の状態をしっかり見ておくことで、肥料過多を防ぎやすくなります。

水やりの管理を適切にする

肥料だけでなく、水やりの管理も重要です。水をあげすぎると根が弱り、栄養を十分に吸収できなくなります。土の表面が乾いたら水をあげる習慣をつけると、トマトがより健康に育ちます。

ほかにも野菜育ててるから、つい一緒に水をあげたくなってしまうんよ…

水のやりすぎはトマトの実が割れる原因にもなるからやめてね

【トマト】肥料過多になってしまったときの対策

もしすでに肥料をあげすぎてしまった場合、トマトの生育を回復させるための方法を試してみましょう。適切に調整することで、実がつくようになる可能性があります。

過剰な肥料を取り除く

土の表面にまだ肥料が残っている場合は、できるだけ取り除きましょう。特に化成肥料を多く使っている場合、肥料成分が強すぎるため、取り除くことで根への負担を軽減できます。

  • スコップなどで土の表面を軽く削り、余分な肥料を取り除く
  • 鉢植えの場合は、少し土を入れ替える(根を傷つけないように注意)

水を多めに与えて肥料成分を薄める

肥料が土の中に多く残ってしまっている場合、水をたっぷり与えて土の中の養分を流す「洗い流し作戦」が有効です。ただし、根腐れを防ぐために水はけのよい状態を保つことが大事です。

  • いつもより多めの水を与え、余分な肥料成分を流す
  • 排水の良い鉢やプランターであれば、水をしっかり流してリセットする

カリウムを補給する

肥料過多で窒素が多くなりすぎた場合、カリウムを補給するとトマトの生育バランスを改善できます。

カリウムは実つきを良くする働きがあるため、肥料の偏りを調整できます。

  • 草木灰やバナナの皮を乾燥させたものを少量土に混ぜる
  • 市販のカリウム成分が多めの肥料を少量追加する

追肥のタイミングを見直す

過剰に肥料をあげてしまった場合、しばらく追肥は控えましょう。

特に、花が咲くタイミングで肥料をあげすぎると実つきが悪くなるため、追肥の頻度を調整することが重要です。

  • 第一果房(最初の実)がつき始めるまでは、追肥を控える
  • 追肥をする場合は、窒素の少ないものを選ぶ

不要な枝や葉を剪定する

葉や茎が過剰に茂っている場合は、剪定をすることでバランスを調整できます。

過剰な葉を減らすことで、栄養を実に集中させることができます。

  • 風通しをよくするため、不要なわき芽を摘み取る
  • 下の葉を整理して、栄養を実に回しやすくする

下葉・脇芽の剪定だけでなく、摘葉もしたよ!

その甲斐あって、第2花房から実がつくようになった!

肥料過多の大玉トマト。対策の甲斐あってか第二花房からは実がつきはじめた

まとめ*大玉トマトが実らない…失敗談と原因&対策

トマトは栄養をしっかりあげれば元気に育つ…と思いがちですが、肥料をあげすぎると実がつかなくなってしまうという落とし穴があります。

私も初心者のころにこの失敗をして、「花は咲くのにトマトがならない…」と悩みました。

肥料過多を防ぐためには、窒素の量を調整する、追肥のタイミングを意識する、土の状態をこまめにチェックする、水やりの管理を適切にすることが大切です。

これから大玉トマトを育てる方は、私の失敗談を参考にしながら、適度な栄養管理を意識して育ててみてくださいね!


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