家庭菜園でトマトを育てていると、「花は咲くのに実がならない…」「葉ばかり茂ってしまう…」と悩むことはありませんか?
私も以前、大玉トマトを育てたときに葉や茎ばかりが勢いよく成長し、第一花房は花が咲いたものの、ひとつも実らなかったことがあります。
当時は「肥料をしっかりあげたほうが育つ」と考え、元肥に加えて早い時期から追肥もしていました。
そこで、それまでの肥料の与え方や株の状態を振り返ったところ、原因の一つとして考えられたのが肥料のあげすぎ(肥料過多)です。
この記事では、トマトの花は咲くのに実がならなかったわが家の体験をもとに、肥料過多を疑った理由や株に現れていた症状、実際に見直したことを紹介します。
「花は咲くのに実がならない」「もしかして肥料をあげすぎた?」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
トマトの花は咲くのに実がならない原因|わが家は肥料過多を疑った
トマトの花は咲くのに実がならない原因は、一つとは限りません。
気温や日当たり、水分管理などが影響することもありますが、わが家では当時の肥料の与え方と株の状態を振り返り、原因の一つとして肥料過多を疑いました。
家庭菜園にも慣れてきた頃、「今年こそは立派なトマトを収穫したい!」と思い、いつも以上に気合いを入れて育て始めた大玉トマトでのことです。
近所で毎年トマトを鈴なりに育てている方から、「たくさん収穫するコツは肥料をしっかりあげることよ」と教えてもらったこともあり、当時の私は「肥料は多いほどよく育つ」と思い込んでいました。
そこで、植え付け時にはN-P-Kが8-8-8の化成肥料を元肥として使用。さらに、初期生育をよくしたいと考えてマグァンプKも土に混ぜ込み、その後は同じ8-8-8の化成肥料で定期的に追肥していました。
今振り返ると、元肥とマグァンプKを使ったうえに、まだ実がついていない早い段階から追肥もしていたことになります。
その後、トマトはぐんぐん成長しました。
茎は太くなり、濃い緑色の葉も勢いよく茂っていたため、当時は「今年は順調かも!」と喜んでいました。
ところが、株が大きく育っているわりに、花は咲いてもなかなか実がつきません。
特に期待していた第一花房は花が咲いたものの、ひとつも実らず、「こんなに元気そうなのに、どうして実がならないんだろう?」と悩むことになりました。

そこで、トマトの状態について調べながら、それまでの育て方を振り返ってみることにしました。
すると、肥料を多く与えていたことに加えて、葉ばかりが茂る、茎が太い、葉が巻くといった状態が、肥料過多のときにも見られることがあると知りました。
もちろん、花が咲いても実がならないからといって、必ず肥料過多が原因とは限りません。
それでもわが家の場合は、実がつく前から複数の肥料を与えていたことと、当時の株の状態をあわせて考え、「肥料を与えすぎていたのかもしれない」と疑うようになりました。

家庭菜園では「葉が元気=順調」とは限らないんですね…
トマトの肥料過多で見られる症状|わが家に現れた3つの変化
肥料過多を疑うきっかけになったのは、肥料の与え方だけではありません。
当時のトマトを振り返ると、葉や茎、実のつき方にも気になる変化が現れていました。
わが家で実際に見られたのは、主に次の3つです。
- 葉ばかり茂って株が大きくなった
- 茎が太く、葉先がくるくる巻いた
- 第一花房が実らなかった
葉ばかり茂って株が大きくなった
当時のトマトは葉の色が濃く、勢いよく茂っていました。
株そのものはどんどん大きくなっていたため、最初は肥料を与えた分だけ元気に育っているのだと思っていました。
ところが、葉や茎は成長しているのに、花が咲いてもなかなか実がつきません。
「株が大きく育っている=順調」と思っていた私にとって、見た目の元気さと実つきの悪さが一致しないことが最初の違和感でした。
茎が太く、葉先がくるくる巻いた
茎がいつもより太くなり、葉先がくるくると巻いていたことも気になった点です。
育てている最中は、太い茎やよく茂った葉を見ても「元気に育っている証拠かな」と思い、特に問題だとは考えていませんでした。
しかし、第一花房に実がつかなかったあとで調べてみると、茎が太くなったり葉が巻いたりする状態は、肥料過多のときにも見られることがあると知りました。
それまで「元気」と思って見ていた株の姿も、肥料の与え方を振り返るきっかけになりました。
第一花房が実らなかった
もっとも分かりやすかった変化は、花が咲いているのに第一花房が実らなかったことです。
大玉トマトの収穫を楽しみにしていただけに、花が落ちて実にならない状態が続いたときは、「このまま一つも収穫できないのでは」と不安になりました。
ただし、葉が茂る・茎が太い・葉が巻く・実がつかないといった状態だけで、肥料過多と判断できるわけではありません。
わが家では、元肥やマグァンプKに加えて早い時期から追肥していたことと、これらの状態が重なっていたため、肥料過多の可能性を考えました。
そこで、これ以上肥料を追加するのはいったんやめ、株の様子を見ながら育て方を見直すことにしました。
トマトの肥料過多を疑ったときに私がした対策
葉や茎ばかりが勢いよく育ち、第一花房も実らなかったため、わが家では肥料過多を疑って育て方を見直すことにしました。
実際に行ったのは、追肥をやめる、一部のわき芽を伸ばす、そのまま株の様子を見る、という3つです。
①追肥をストップ
まず行ったのは、それまで定期的に与えていた追肥をやめることでした。
当時はすでに、植え付け時に8-8-8の化成肥料を元肥として使い、マグァンプKも土に混ぜたうえで、実がつく前から追肥をしていました。
そのため、これ以上肥料を追加するのはいったんやめ、しばらく株の変化を見ることにしました。
すぐに葉の巻きなどがなくなったわけではありませんでしたが、追加の追肥はせず、そのまま管理を続けました。
②わき芽を一部伸ばしてみた
次に試したのが、一部のわき芽を摘まずに伸ばす方法です。
当時は大玉トマトを一本仕立てで育てていたため、通常は伸びてきたわき芽を摘み取っていました。
しかし、肥料過多が疑われる株では、わき芽をあえて伸ばす方法があることを知り、「できることは試してみよう」と一部のわき芽を残して育ててみました。
ただし、わが家では追肥をやめることと同時に行っているため、わき芽を伸ばしたことがその後の実つきにどの程度影響したのかは分かりません。
あくまで、肥料過多を疑ったときに私が実際に試したことの一つです。
③株の様子を見ながら管理を続けた
追肥をやめて一部のわき芽を伸ばしたあとも、すぐに株の状態が変わったわけではありません。
しばらくは葉がくるくると巻いた状態が続いていたため、「本当にこのままで大丈夫かな」と心配しながら様子を見ていました。
それでも新たな肥料は与えず、株の様子を確認しながら管理を続けました。
すると、その後は第二花房から少しずつ実がつき始めました。

第一花房では実がつかなかったため、第二花房に小さなトマトができているのを見つけたときはホッとしました。

第一花房は収穫できず、「もうダメかも……」と思っていた株に実がついたときは本当にうれしかったです!
その後実がついたのは、追肥をやめたりわき芽を伸ばしたりしたことだけが理由とは言い切れません。
それでも今回の失敗をきっかけに、トマトを育てるときは「元気に育ってほしいから」とむやみに肥料を追加するのではなく、株の状態を見ながら与えることを意識するようになりました。

結局、大玉トマトは2つしか収穫できなかったな。
まとめ|トマトが実らないときは肥料の与え方も確認しよう
トマトの花が咲いても実がならず、葉や茎ばかりが勢いよく育っているときは、原因の一つとして肥料の与えすぎも考えられます。
肥料過多だけが原因とは限りませんが、葉の茂り方や茎の太さ、葉の巻き方なども一緒に見ることで、育て方を見直すヒントになります。
私自身、第一花房が実らなかった経験をしてからは、「元気に育ってほしいから肥料を足す」のではなく、今の株に本当に肥料が必要なのかを見てから判断することを意識するようになりました。
もし「花は咲くのに実がならない」と悩んでいるなら、新しく肥料を追加する前に、まずはこれまでに与えた肥料の種類や量、タイミングと、現在の株の状態を振り返ってみてください。
トマトは第一花房がうまく実らなくても、その後に実がつくこともあります。すぐに諦めず、株の様子を見ながら育ててみてくださいね。



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