「家庭菜園を始めたいけれど、種と苗はどっちを買えばいい?」「初心者でも種から育てられる?」と迷っていませんか?
わが家では、約1坪の小さな庭やプランターで7年間家庭菜園を続け、これまで種と苗の両方からさまざまな野菜を育ててきました。
実際に両方を試してきましたが、これから家庭菜園を始めるなら、まずは苗から育てるのがおすすめです。
この記事では、家庭菜園では種と苗のどちらがおすすめなのか、それぞれの違いや、わが家での使い分け方を実際の経験とともに紹介します。
家庭菜園は種と苗どっち?初心者には苗がおすすめ
家庭菜園を初めて始めるなら、私は種よりも苗から育てるのがおすすめです。
種から育てる場合は、種まきから発芽、その後の育苗まで自分で管理する必要があります。一方、苗を購入すれば育苗の手間がなく、必要な株数だけを購入して植え付けから始められます。
わが家でも種と苗の両方を使っていますが、トマトやナス、ピーマン、きゅうりなど、少ない株数だけ育てる野菜は苗を購入することがほとんどです。
もし今の私がもう一度ゼロから家庭菜園を始めるなら、苗が販売されている野菜を選び、まずは苗から育てます。家庭菜園を始めるときに最低限揃えたいものについては、家庭菜園に最低限必要なもので紹介しています。
種と苗には、それぞれ次のような違いがあります。
| 種 | 苗 | |
|---|---|---|
| 費用 | 1株あたりは安くなりやすい | 種より高くなりやすい |
| 株数 | たくさん育てやすい | 必要な株数だけ購入できる |
| 品種 | 選択肢が多い | 店頭で販売されている品種が中心 |
| 手間 | 種まきや育苗が必要な場合がある | 植え付けから始めやすい |
どちらが向いているかは、育てる野菜や株数、育てたい品種などによっても変わります。
わが家では、これらを考えながら種と苗を使い分けています。
家庭菜園で種と苗を使い分けるポイント
わが家では、育てる株数や野菜の種類、育てたい品種や時期によって種と苗を使い分けています。
ここからは、7年間家庭菜園を続けるなかで、どのように種と苗を選ぶようになったのかを紹介します。
少ない株数なら苗、たくさん育てるなら種
トマトやナス、ピーマン、きゅうりなど、1~数株だけ育てる野菜は苗を購入することがほとんどです。
種は1袋で複数株を育てられるため、1株あたりで考えると安く育てられます。しかし、わが家のような狭い家庭菜園では、1シーズンですべての種を使い切るほど植える場所がありません。
一方、スナップエンドウのように一度にたくさん育てたい野菜は、種から育てています。
種のほうがお得だからと選ぶのではなく、実際に何株くらい育てたいのかを考えて選ぶと、種と苗を使い分けやすくなります。
直播する野菜は種から育てる
大根やにんじん、かぶ、インゲン、葉物野菜など、栽培する場所に直接種をまく野菜は、基本的に種から育てています。
オクラもわが家では種から育てることが多い野菜です。

2025年に購入したオクラの苗は、植え付ける頃にはポリポットの中で根が回っていました。
オクラは直根性で移植に弱いとされているため、現在はできるだけ植え替えの負担が少ないよう、育てる場所に種をまいています。

苗から始めるほうが手軽な野菜もありますが、野菜によっては最初から育てる場所に種をまくほうが向いている場合もあります。
欲しい品種や時期に苗がなければ種から育てる
普段は苗を購入している野菜でも、育てたい品種の苗が見つからないときは種から育てることがあります。
たとえば、来年育てたい大玉トマトの「麗夏」と中玉トマトの「フルティカ」は、近所のホームセンターでは苗を見かけなかったため、種を購入しました。
また、一般的な栽培時期からずらして育てたい場合も、欲しい時期に苗が販売されていないことがあります。
2026年には、夏まき・秋どりのトウモロコシの抑制栽培に挑戦するため、種から育てています。

栽培しているトウモロコシは、秋どり品種の「オータムイエロー」です。

このように、苗では手に入りにくい品種を育てたいときや、栽培時期をずらしたいときに選択肢が広がるのは、種から育てるメリットだと感じています。
種と苗の両方で育てて、今は苗を選んでいる野菜
これまで、トマトやナス、きゅうり、小ネギ、ニラなどは、苗を購入するだけでなく種から育てたこともあります。
トマトやナス、きゅうりは種からでも育てられましたが、わが家では数株あれば十分です。種まきから育苗する手間や、余った苗を植える場所まで考えると、現在は必要な数だけ苗を購入することがほとんどです。
小ネギやニラも種から育てたことがありますが、発芽したばかりの苗が細く、なかなかうまく育てられませんでした。そのため、こちらも現在は苗を購入しています。
一方、オクラやスナップエンドウなどは、今でも種から育てています。
実際に両方を試してみて感じるのは、「種から育てられるか」だけでなく、自分の家庭菜園で種から育てるメリットがあるかを考えて選ぶことが大切だということです。
種から育てられる野菜でも、必要な株数だけ苗を購入するほうが、わが家には合っているものもあります。
種から育てて大変だったこと

種から育てると費用を抑えやすく、育てられる品種の選択肢も増えますが、実際にやってみると大変だと感じることもありました。
2024年には、トマトやナス、きゅうりなどの種をまき、室内で育苗しました。
このときはまだ寒い時期から育苗を始めたため、当時はスリムワゴンに苗を並べて家の中で管理していましたが、これが意外と場所を取ります。
また、発芽してもひょろひょろと徒長してしまうことが多く、オクラは小さいうちに枯れてしまったこともあります。2026年にプランターに播種したスイスチャードは、発芽すらしませんでした。
反対に、うまく育ったからこそ困ったこともあります。
2024年に育苗したミニトマトとミニナスは、必要な数より多く苗が育ってしまいました。
せっかく育てた苗を処分するのももったいなく、余った苗を玄関前で袋栽培することに。栽培場所がどんどん増えて、夫から「増やすな」と言われたこともあります(笑)。


狭い家庭菜園では、種から育てる手間だけでなく、育苗する場所や、育った苗をどこに植えるのかまで考えておかないといけませんね。

おやつは多いほうがいいのに。
まとめ|まずは育てたい野菜の苗を探してみよう
種と苗のどちらを買おうか迷っているなら、まずはホームセンターや園芸店の苗売り場を見て、育てたい野菜を探してみてください。
トマトやナス、ピーマン、きゅうりなど、苗で購入できる野菜なら、必要な株数だけ選んですぐに栽培を始められます。
一方で、育てたい品種の苗が見つからない、たくさん育てたい、直播したいなど、「種から育てる理由」があるときに種を選ぶのが、わが家の使い分け方です。
まずは育てたい野菜の苗が販売されているかをチェックして、自分の家庭菜園で無理なく育てられる株数から始めてみてくださいね。



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