2022年から毎年、夏になると掃き出し窓の前できゅうりのグリーンカーテンを育てています。
きゅうりを選んだ理由は、夏の日差しを遮りながら、同じスペースで収穫も楽しめるから。
1坪ほどの小さな庭でも、窓の前にネットを張れば、夏には葉が茂って立派なグリーンカーテンになります。
5年間続けるなかでは、たくさん収穫できた年もあれば、害虫に悩まされた年もありました。それでも毎年育てていて、わが家ではすっかり夏の定番です。
この記事では、実際の栽培記録や写真をもとに、わが家のきゅうりのグリーンカーテンの作り方や、5年間続けて感じたメリット、実際に困ったことをご紹介します。
きゅうりのグリーンカーテンを5年間続けています

わが家できゅうりのグリーンカーテンを始めたのは、2022年です。
毎年5月頃に苗を植え、9月下旬頃まで育てています。
2022~2024年は不織布プランターに3株、2025年からは1坪ほどの庭に作ったレンガ花壇に2株を植えるようになりました。
品種には特にこだわらず、その年に園芸店などで選んだ苗を育てています。2025年はカインズの「病気に強いきゅうり」、2026年はサントリー本気野菜の「強健豊作」を植えました。
設置しているのは、庭に面した1階の掃き出し窓です。
夏には窓の前いっぱいに葉が広がるので、今では毎年この場所できゅうりを育てるのが恒例になっています。
グリーンカーテンのネットの張り方

わが家では、掃き出し窓の外壁に付いている洗濯物干しを利用して、きゅうり用のネットを張っています。
横方向は洗濯物干しに通した物干し竿、縦方向は園芸用の支柱を使い、そこへネットをぴっちり張るだけです。
きゅうりが成長すると、葉やつるだけでなく何本もの実がネットにぶら下がるため、思っている以上に重くなります。
実際に育てているとネットがたわんでくることもあるので、設置するときはできるだけ緩みが出ないように張っています。
特別なグリーンカーテン用の設備を作っているわけではなく、もともと家に付いていた洗濯物干しと、物干し竿・支柱を組み合わせた方法です。
毎年同じ場所に設置するので、一度やり方が決まってしまえば、翌年からは同じようにネットを張って使えます。
5月に植えて6月中旬頃から窓を覆い始める
きゅうりの苗は、毎年5月頃に植え付けています。
植え付け直後はまだ小さな苗ですが、気温が上がるにつれてつるが伸び、ネットにつかまりながら少しずつ上へ広がっていきます。
わが家では6月中旬頃になると葉が増え、「グリーンカーテンらしくなってきたな」と感じるようになります。
その後もつるや葉がどんどん広がり、夏には掃き出し窓の前を覆うほどに成長します。
伸び始めたつるがネットから外れているときは、窓全体に広がるように向きを調整しながら誘引しています。
5年間続けて感じたきゅうりのグリーンカーテンのメリット
きゅうりのグリーンカーテンを毎年続けている一番の理由は、夏の日差しを遮りながら、同じ場所できゅうりも収穫できることです。
わが家では掃き出し窓の前で育てているため、夏になると大きく広がった葉が窓の前を覆います。
さらに実際に5年間続けてみると、日よけや収穫以外にも「これはいいな」と感じることがありました。
ここからは、わが家できゅうりのグリーンカーテンを育てて感じているメリットを3つ紹介します。
夏の日差しを遮ってくれる
夏になると、きゅうりの葉が掃き出し窓の前いっぱいに広がり、窓に直接当たる日差しを遮ってくれます。
室温を測ってグリーンカーテンの有無を比較したことはありませんが、わが家ではグリーンカーテンがある時期のほうが、エアコンを使う時間や頻度は少なくなっています。
特に違いを感じるのが、毎年9月下旬頃にきゅうりを撤収したあとです。
まだ残暑が続いている時期に窓を覆っていた葉がなくなると、家の中がかなり暑く感じます。
毎年グリーンカーテンを撤収してから「葉っぱがあるだけで結構違ったんだな」と実感しています。
外から室内が見えにくくなる
きゅうりの葉がしっかり茂ると、日よけだけでなく目隠しにもなっています。
わが家では掃き出し窓にレースカーテンを付けていますが、外から見ると、きゅうりの葉とレースカーテンが重なって室内はほとんど見えません。
一方、家の中からレースカーテンをめくると、きゅうりの葉越しに外の様子が少し見えます。
完全に外が見えなくなるわけではないので、閉塞感もそれほどありません。
もともとは夏の日よけと収穫を目的に始めたグリーンカーテンでしたが、毎年葉が茂る時期には、窓辺のちょっとした目隠しとしても役立っています。
2025年は2株から239本収穫

きゅうりのグリーンカーテンは、日よけだけでなく、同じスペースで収穫を楽しめるのも気に入っているところです。
特によく採れたのが2025年。
この年はレンガ花壇に「病気に強いきゅうり」を2株植え、収穫するたびにマンスリーカレンダーへ「きゅうり○(本)」と記録していました。
シーズンが終わって数えてみると、2株から合計239本を収穫。
毎年同じ本数が採れるわけではありませんが、「グリーンカーテンを作るついでに収穫もできる」というより、わが家では夏の食卓を支えてくれるほどの収穫量になった年もありました。
窓の前の限られたスペースを日よけとして使いながら、同時に食べられる野菜も育てられるのは、きゅうりでグリーンカーテンを作る大きな魅力だと感じています。
きゅうりのグリーンカーテンで実際に困ったこと
毎年たくさんの葉を茂らせてくれるきゅうりですが、5年間ずっと順調だったわけではありません。
特に困ったのが、害虫です。
その年によって発生する害虫も違い、2025年はカタツムリ、2026年はハダニに悩まされました。
2025年はカタツムリによる食害
2025年は、カタツムリがきゅうりに頻繁に現れました。葉だけならまだしも、せっかく育った実までかじられることも。
私がやっていた対策は、見つけたらその場で捕まえる「テデトール」です。
あまりにも見つけるたびに捕まえて放り投げていたので、その瞬間を目撃した長女には、
「またママがカタツムリぶっとばしてるー!」
と言われていました(笑)。
地道な方法ですが、わが家では葉や実を確認しながら、見つけ次第取り除いていました。
2026年はハダニが大量発生

2026年は、カタツムリではなくハダニに悩まされました。
葉の裏を中心にハダニが増え始めたため、週2回ほど朝にニームオイルやアーリーセーフを散布。それ以外の日の朝と毎日の夕方は、水やりのついでに葉裏を狙って散水していました。
かなりこまめに対策していたつもりでしたが、それでもハダニの勢いは止まりません。
そこで、ラベルに記載された希釈倍率や使用方法を確認したうえで、クムラスを散布しました。
散布後はハダニも落ち着きましたが、一方で葉の一部が枯れる症状も見られました。
クムラスの散布と関係があったのか、ハダニによるダメージや暑さなど別の原因だったのかは分かりません。
葉裏への散水やニームオイル、アーリーセーフだけではなかなか落ち着かなかったことも含めて、2026年はハダニ対策にかなり手を焼いた年になりました。
2026年は秋きゅうりでグリーンカーテン延長に挑戦

例年、春に植えたきゅうりは9月下旬頃に撤収しています。
ただ、まだ残暑が続く時期なので、グリーンカーテンを撤収したあとは家の中がかなり暑く感じます。
さらに、秋になってもスーパーのきゅうりは高め。「もう少し自宅で収穫できたらいいのにな」と思うこともありました。
そこで2026年は、7月下旬に「夏涼み」を追加で植え付けました。
目的は、秋も自宅できゅうりを収穫することと、グリーンカーテンをできるだけ長く維持することです。
春から育てている株が弱ってくる時期に秋きゅうりが成長してくれれば、収穫とグリーンカーテンの両方をもう少し長く楽しめるのでは?と期待しています。

7月下旬に植え付けた秋きゅうりは、約1ヵ月後の8月28日に最初の収穫を迎えました!
まとめ|きゅうりのグリーンカーテンは今年で5年目
2022年に始めたきゅうりのグリーンカーテンは、2026年で5年目になりました。
毎年5月頃に苗を植え、夏には掃き出し窓を覆うほどに成長。日差しを遮るだけでなく、外からの目隠しになったり、たくさんのきゅうりを収穫できたりと、わが家ではすっかり夏の定番になっています。
もちろん、毎年順調に育つわけではありません。
カタツムリに実を食べられたり、ハダニ対策に苦戦したりと、その年ごとに違ったトラブルもありました。
それでも、窓の前という限られたスペースで日よけと野菜づくりを一緒に楽しめるのが、きゅうりのグリーンカーテンの気に入っているところです。
2026年は秋きゅうりも追加して、グリーンカーテンを例年より長く楽しめるか挑戦中。
今年の結果も含め、これからも実際に育てながら記録を残していきたいと思います。



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